このようなことでお困りではありませんか?
・気持ちが落ち込んだり抑うつ気分になる
・周りの事への興味または喜びがなくなってきた
・思考力や集中力がなくなってきた
・不眠、寝付けない事が多い、又は睡眠過多
・何をするにもだるくてやる気が起きない
・自分をせめてしまう事がある
上記のことでお悩みでしたら、一度「武蔵小杉はりきゅうここわ」にご相談ください
そのお悩み、「うつ病」もしくは「うつ症状」が出てる状態かもしれません。
「うつ病」と「うつ症状」の違い
仕事でつらいことや嫌なことが重なったり、夫婦仲でトラブルが起こったり、コロナの期間を経て気分が落ち込んでしまったりと、精神的に負荷がかかってしまうことはよくあることだと思います。
この状態を「うつ状態」と言います。
その状態は時間が解決してくれることがほとんどです。
上記の最初に挙げた複数の症状が4~5つ以上、同時期にみられ、2週間以上症状が続いている状態を「うつ病」と呼ばれています。
「うつ病」になると、これまで出来ていた日常生活や仕事に、大きな支障が出て来てしまう事が多く、自己肯定感が下がってしまったり、やる気が起こらないといった症状が重なり、大好きだった趣味も、積極的に取り組むことができなくなります。
原因は?
うつ病の原因は大きく3つの原因があると言われています。
・精神的にストレスを受ける環境が継続的にあること
ストレスを抱えて精神的に負荷がかかるうつ状態が回復する前に、継続的にストレスを感じていると、うつ状態からうつ病へとなってしまうケースがあります。
・脳へのストレス
脳には感情のコントロールをしているエリアがあります。
継続的にストレスを感じていると、そのエリアに萎縮が起こったり、機能が低下してしまうことがあり、それによってメンタルが乱れてしまうことがあります。
・ホルモンバランス
しあわせホルモンと呼ばれる「セロトニン」や体を活発に働かせる「ノルアドレナリン」というホルモンが出にくくなると、うつ病になりやすくなると言われています。
「うつ症状」
うつ症状の原因は自律神経の乱れで起こることが多いとされています。
自律神経のバランスが乱れてしまうと、”耳”や”平衡感覚”、”胃腸”などと関係している神経や血管の働きも乱れてしまい、結果的にめまいやふらつき、耳鳴り、吐き気といったお悩みが現れます。
また精神的にストレスを感じていると、普段気にならないような些細な音や、揺れなどにも敏感に反応してしまうケースがあり、症状が出てしまうことがあります。
東洋医学から考える”うつ症状”
東洋医学では耳鳴りがあるなら耳に、吐き気があるからお腹にといった局所治療だけでなく、
全身の臓腑や血流、水分のバランスを重視して施術をしていきます。
・全身の気(エネルギーや酸素)や血液の循環不良
・「脾胃」(消化吸収を担う臓腑)
「肝」(全身の巡りやメンタルのコントロール)
「腎」(元気の源であり、水分コントロールや耳を支配している)
これらの臓腑のバランスの乱れ
などによってうつ症状は引き起こされます。
治療法は?
鍼灸治療では、全身の気・血流・水分、そして臓腑のバランスをコントロールすることで
うつ症状の緩和を目指します。
弱っている臓腑に対して有効なツボ、循環を促すようなツボに対して鍼やお灸を行っていきます。
めまいや吐き気などに効くツボも加えることで、より高い効果を得られるようにします。
また現代医学的には、うつ病(うつ症状)の方は、
幸せホルモンと言われている「セロトニン」の量が減少するという報告があります。
鍼灸治療をすると、そのセロトニンの量が上昇するという研究もあり、
東洋医学的にも、現代医学的にも鍼灸治療は有用であるとされています。
最後に
「うつ病」あるいは「うつ症状」は、他の人には分かってもらえないことが多いと思われます。
吐き気やめまいなど、辛い症状が重なることも少なくありません。
それらは精神的なストレスだけでなく、実は自律神経の乱れや、内臓の疲れから起こっているケースもあります。
当院では、丁寧なカウンセリング、やさしい鍼・お灸でお悩みと向き合わせていただきます
「うつ病」や「うつ症状」でお悩みの方は、武蔵小杉はりきゅうここわへお気軽にご相談ください。