武蔵小杉徒歩4分の鍼灸治療院。首肩こり、腰痛、自律神経の乱れまでご相談下さい。

このようなことでお困りではありませんか?

  • 最近、顔はほてるが、足は冷えてしまう
  • 小さなことでイライラするようになってしまった
  • 寝つきが悪くなった
  • をよくかくようになった
  • 動悸、息切れが気になる
  • 全身むくんでいる気がする
  • 頭痛めまいがひどくなった
  • 憂鬱な気分になる事が増えた
  • 最近、便秘お腹の調子が悪い事が多い

上記のことでお悩みでしたら、一度「武蔵小杉はりきゅうここわ」にご相談ください。

 

 

更年期障害とは?

更年期とは、閉経前後の期間のことをいいます。

”何歳だともう更年期だ”という定義はありません。

その閉経前後に起こる諸症状をまとめて、更年期障害といいます。

 

主に、

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 自律神経の乱れ
  • 心理面、環境面からの問題

などで起こります。

 

 

更年期障害の原因は?

本来の月経が正常に行われている時期に比べ、閉経前後の更年期は、女性ホルモンの分泌が急激に減少します。

そして、それと同時に女性ホルモンの分泌の源でもある、卵巣の働きも低下していきます。

 

本来、下記の図のように様々な器官が連携をして女性ホルモンをコントロールしています。

 

脳の総合中枢でもある「視床下部」から、脳の「下垂体」に、

「女性ホルモンを出しなさい」

と指令を出し、その指令を受け取った「下垂体」が卵巣に働きかけて卵巣に女性ホルモンを作るよう促します。

 

女性ホルモンは排卵が終わると減少していき、卵巣から「月経が終わったのでもう女性ホルモンは必要ありません」

と「下垂体」、「視床下部」に伝える(フィードバックする)ことで分泌が終わります。

これが正常な女性ホルモンのサイクルです。

 

閉経前後の期間、更年期になると、卵巣の機能は徐々に低下していきます。

 

すると女性ホルモンの分泌量は減少していく為、総合中枢の「視床下部」が指令を出し、「下垂体」→「卵巣」と働き、「もっと女性ホルモンを出してください!」と命令を続けます。

 

この反応が過剰になると、視床下部はそれによってだんだんと混乱を起こし、視床下部までもが機能にエラーを起こし始めます。

 

そして、視床下部は、女性ホルモンのコントロールだけでなく、体温調節、睡眠、ストレス応答、食欲など、自律神経機能などもコントロールしている為、その視床下部が不具合を起こす事により、あらゆる症状が出現します。

 

また、家庭内や職場環境、人間関係のストレスなどから更年期障害が悪化することもある為、ストレスケア、メンタルケアも需要になってきます。

 

東洋医学からみた更年期障害

東洋医学における、五臓のうちの“腎(じん)”は、成長・発育・老化を司り、ホルモン分泌とも関係しています。

加齢に伴い腎が老衰し、腎精(エネルギー)が減少しその結果、精神活動の要である「心」、自律神経と関わりの深い「肝」など、その他のあらゆる機能に影響を及ぼすことによって起こる身体のバランスの失調と考えられています。

更年期障害において、様々な不定愁訴がみられますが、全てのパターンに共通な事は、上記で上げた腎の老衰により、腎精の不足が根本にあるということです。

 

大きく次のタイプに分かれます。

 

①不眠、動悸、不安が強いタイプ

②憂鬱、イライラが強いタイプ

③易疲労感、冷えタイプ

 

ほてりやのぼせ、その他自律神経症状などは、共通の似たような症状がみられる事は多々あります。

更年期障害の症状や程度は千差万別ですが、それらをきちんと分析し、私たちは特に体の状態がどのような状態かを見極めながら施術にあたっております。

 

 

治療方法は?

当院では、上記の3つのタイプ、またはそれ以外の細かい症状等に合わせ、適切な経絡、経穴にアプローチをしていきます。

東洋医学では、更年期障害でみられる、ほてりやのぼせ、頭痛など、ひとつひとつの症状や状態に着目しつつ、根本の原因に対し、「気・血・水」・「全身の臓腑」のバランスの乱れを整えることでアプローチしていきます。

そして全身の臓腑の中でも「腎」という、卵巣や下垂体、ホルモンバランスなどを司るものを整え、「肝」や「心」、「脾」の状態も調整することで、根本の原因にアプローチします。

 

セルフケアは?

卵巣の機能が低下した時に、代わりになって女性ホルモンを作ってくれる臓器があります。

それが副腎です。

副腎から出てくるホルモンは低下した卵巣機能の補助として活躍します。

 

その副腎に少しでも良い影響を与える食事を摂ることが、症状の緩和につながる事もあります。

 

・良質なタンパク質 →  卵や鶏肉、豚肉など

・ビタミンB(葉酸) → 海藻類や緑黄色野菜など

・ミネラル(ナトリウムやカリウム) → 海藻類など

 

また大豆イソフラボンも女性ホルモンと同じような働きをすると言われています。

納豆や豆乳など、大豆製品も。

 

 

また、副腎は季節の変わり目による寒暖差や睡眠不足による影響を受けやすく、特にストレスによる影響が非常に大きく、これらにより機能が低下する事もわかっています。

 

更年期でお辛い時こそ、気分転換できる機会を作ったり、環境を少しでも変えることでケアできることもあります。

 

更年期障害の症状はなんとなくやり過ごす方や、歳だからと諦めてしまう方も多くいらっしゃいます。

 

少しでもお悩みでしたら、お気軽に当院にご相談ください。

 

 

武蔵小杉はりきゅうここわ

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