顔、体、手や足などのしびれや神経痛でお悩みの方へ
このようなことでお困りではありませんか?
- 手や足がチクチクしびれるような感じがする
- 顔の一部がピリピリする
- 脇腹や背中がジンジンする
- お尻から足にかけてしびれる
- くしゃみや咳でしびれが悪化する
”ピリピリ” ”チクチク” ”ジーン” といった痛みやしびれが体の一部に出るようなお辛い経験をなさっていませんか。
”神経痛”と聞くと「脳や神経がダメになってしまったのではないか」と思われることもありますが、体の構造のなんらかの影響で神経に負荷がかかって起こることが多いです。
下記に部位別に代表的な神経痛疾患と症状をご紹介いたします。
また、実際は神経痛ではないものの、神経痛と間違われやすい疾患や症状も少し載せています。
しびれや痛み、神経痛でお悩みの方は、お気軽に武蔵小杉はりきゅうここわにご相談下さい。
①顔/頭の神経痛
・三叉神経痛・後頭神経痛・舌咽神経痛
②手や腕の神経痛
・手根管症候群・尺骨神経麻痺・頚椎椎間板ヘルニア・頚椎症性神経根症・胸郭出口症候群
③体(体幹)の神経痛
・肋間神経痛・帯状疱疹後神経痛・肋骨骨折
④お尻/足の神経痛
・坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・梨状筋症候群
①顔/頭の神経痛
代表的なもの
「三叉神経痛」(※顔面神経痛)
- 顔の一部がピリピリ痛むことがある
- 顔が何秒か痛くなってすぐに引く
- 洗顔、歯磨き、髭剃り、メイクなどで顔に痛みが出る
- 目や歯などに痛みが出る
- 風を浴びると顔に痛みが走る
【症状】
目の周りや目の奥、頬やおでこ、歯などに神経痛が出るもので、左右どちらかに出ることがほとんです。
【原因】
三叉神経の周りにある血管が膨張し、神経を圧迫することで起こることがほとんどだとされています。
自律神経の乱れや食生活の乱れ、精神的ストレスなどによって、血管に負荷がかかると、発症しやすいと言われています。
※一般的に「顔面神経痛」と呼ばれるものは、「三叉神経痛」のことを言います。
顔に神経痛を感じる場合は、ほとんどが「三叉神経痛」であり、表情がうまく作れなかったり、麻痺してしまうようなものは「顔面神経麻痺」と言われます。
「三叉神経」と、「顔面神経」は別物なので、症状の内容が変わってきます。
「後頭神経痛」
- 片方の首から後頭部、頭のてっぺんや側頭部に向かって痛みが走る
- 頭の表面がズキズキ・ピリピリとした頭痛のような痛みがある
- 耳の後ろ側が痛い
- 長時間のデスクワークで頭の後ろが痛くなる
【症状】
後頭部や、頭頂部、こめかみ、耳の周りのいずれ、あるいは複数部位に痛みが起こります。
基本的には、ピリピリとしたしびれのような痛みや違和感、奥の方ではなく表面に症状を感じることがほとんどです。
【原因】
現代において、大半はデスクワークやスマホの見過ぎによる、首周りの筋肉の緊張から起こるとされています。
また自律神経が乱れや、気候・気圧の変動があると、神経が過敏に反応しますので、神経痛(偏頭痛)症状が起きてしまいます。
稀に起こるもの
舌咽神経痛
→食べ物を飲み込む時に喉や耳に神経痛が起こります
②手や腕の神経痛
代表的なもの
「手根管症候群」
- 人差し指、中指にチクチクと痛みが走る
- 指の曲げ伸ばしを繰り返すと手が痺れて痛む
- 細かいものをつまめなくなった
【症状】
指のシビレやチクチクとした痛みが起こります。
手がこわばったり、細かい指先の動きができなくなることも特徴です。
明け方に痛くなるとも言われています。
【原因】
手首にある筋肉や靭帯が酷使されることによって、その中を通る神経や血管が圧迫され、痺れや痛みが起こってしまいます。
また女性においては妊娠出産、更年期などに女性ホルモンの乱れから起こるむくみによって発症することもあります。
スポーツや仕事で頻繁に手首を使う方にも頻繁に起こりますので、注意が必要です。
「頚椎椎間板ヘルニア」
- 首が痛くてつらい
- 片方の首から腕、手にかけてしびれたり痛みがある
- 肩こりや首こりがひどい
- 手の力が違力が入りづらい事がある
- 腕や手の皮膚の感覚がいつもと違う事がある
【症状】
首の骨である頚椎とその関節に負荷がかかることで、骨の間にある椎間板が膨隆、脱出(少し飛び出る)し、それが神経に触れるお痺れが発生してしまいます。
頚椎に負荷がかかっているため、首こりや頭痛も合併することが多いです。
【原因】
首に負担がかかってことによって起こります。
手や腕を通る神経は元を辿ると首から来ていますので、頚椎の負担が手の痺れを発症させてしまいます。
長時間下を向いたり、座りすぎることで、首の骨や、筋肉、神経に負荷がかかってしまいます。
なるべく首の負担にならないような姿勢や、筋肉のバランス保てるようにケアしていくことが大切です。
稀に起こるもの
尺骨神経麻痺
→ものがつまめなくなったり、小指が痺れたりするものです。肘や手首の負担によって起こることが多いです。
胸郭出口症候群
→斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群に分類され、手や腕に痺れ症状が出ます。
首の付け根付近の筋肉に負担がかかることで起こりやすいです。
四十肩/五十肩/腱板炎
→神経痛ではありませんが、肩関節周囲にスギっとした痛みや肘あたりまで広がるような放散痛が走ることがあります。
③体(体幹)の神経痛
代表的なもの
「肋間神経痛」
- 肋骨が急に痛くなるけどすぐに引く
- 背中から胸にかけてチクチクする
- 深呼吸や咳、くしゃみで脇腹が痛い
- 体をひねったり左右に倒すと痛みが増す
【症状】
背中や胸周りに神経痛症状がでるものです。
左右どちらかに出ることが多く、痛みの場所がはっきりしていることが特徴です
くしゃみや咳など、胸周りに衝撃が加わると痛みが増す性質があります。
【原因】
肋骨の間を通る肋間神経と関係のある、胸椎のヘルニアや胸椎の圧迫によって起こることがあります。
また日頃から呼吸が浅かったり、胸周りの筋肉の柔軟性が低下すると、
血流不足や神経の圧迫を起こすので症状が出ることも多いです。
まれに帯状疱疹後の神経痛や骨粗鬆症による影響での神経痛であることもありますので、
症状を見極めて対処することが大切です。
稀に起こるもの
「帯状疱疹後神経痛」
→帯状疱疹になった後遺症で、肌に神経痛を感じることがあります。
④お尻/足の神経痛
代表的なもの
「坐骨神経痛(座骨神経痛)」
- お尻から太ももの裏までピリピリする
- 座ったり立ち上がる時に痛みが増す
- 片足にだけ痺れを感じて不快
- 病院で座骨神経痛と言われたけどよくわからない
【症状】
お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足の裏へ神経痛症状がでるもので、基本的には左右どちらかに症状が出ます。
鋭い神経痛が起こり、座った時や動き始めなどに症状が悪化しやすいです。
【原因】
坐骨神経の通り道にあるお尻の筋肉(梨状筋)の緊張や、腰椎の椎間板ヘルニアなどによって起こることが多いとされています。
実際は骨盤や股関節などの影響が神経痛を生んでいるパターンや、血流不足によって起こることもありますので、しっかりと見極めていくことが重要です。
「腰部椎間板ヘルニア」
- お尻や太もも、足先にかけて痛みや痺れがある
- 気圧の変化や季節の変わり目に腰や足がつらくなる
- 前屈みの姿勢がつらい
- 咳やくしゃみをすると腰や足先に響く
【症状】
多くの場合、最初に腰痛が発生し、そこから片側のお尻や足先に向かって痺れや痛みが起こります。
前屈みの体勢や、腰を反ってひねるような動作も痛みが増します。
また、神経に問題が起こると筋力低下も起こるため転びやすくなることもあるので注意が必要です。
【原因】
長時間のデスクワーク、座り姿勢での骨盤の負荷など、全身の影響が腰にむかってやってきますので、腰だけでなくトータル的なケアが必要となります。
身体の柔軟性の低下や、体重増加なども原因となります。
脊柱管狭窄症
→背骨のずれや、靭帯の問題、骨盤の問題などが複合的に起こって、神経を圧迫します。
しばらく歩くと痺れや痛みが出てきて、少し休むとまた歩けるようになります。
両足同時に痺れることが多いです。
稀に起こるもの
糖尿病性神経障害
→糖尿病の合併症状で、初期は足に神経痛やこわばりが出ます。
足根管症候群
→内くるぶし付近にある神経や筋肉が密集するエリアに負荷がかかった時に足先に痺れや痛みが出ます。主に足裏から指先にかけて痛みます。
モートン病
→足の中指や薬指に痺れや痛みが出てきます。ハイヒールをよく履いたり、つま先立ちが多い方によく発症します。
上記の神経痛のような症状でお悩みでしたら、一度武蔵小杉はりきゅううここわへご相談ください。