こんにちは。武蔵小杉はりきゅうここわ大屋です(*^^*)
本日は股関節の痛みでお悩みの方の治療例をご紹介していきます。
主訴 右股関節(外側)の痛み
所見
数日前に股関節のストレッチをしていると、左股関節に痛みがあり
しばらくして落ち着いたと思ったら今度は右の股関節外側が痛くなってしまった。
ストレッチや運動すると痛みが出るようになり動けず、
身体の硬さは悪化し、夜寝るのもままならなくなったとのことで来院された。
普段から長時間歩くと腰も痛くなる。
腰の動きは
・立位でのまえかがみでの可動域は正常、痛みは無い
・立位での身体を反らす・右に捻る・右に倒す動作で顕著な可動域の制限と、右の股関節外側に少しの痛みがある
その他筋力検査など実施し、末梢神経障害がなかったことから
腰椎ヘルニアや狭窄症、仙腸関節、椎間関節性の疾患は除外した。
レッドフラッグ
内科的な疾患の場合、
・増悪因子や緩解因子が不明確であったり、
・夜間痛や安静時痛があるが
今回は仰向けで寝たり、寝返りをすると痛みが出る、
横向きはokというところから、内科的な疾患は除外した。
股関節の痛み
痛みの出ている場所は、中殿筋前部~大腿筋膜張筋周辺。↓画像参照

沢山歩くとそこに痛みが出てしまい、休みながらでないと歩けないとのこと。
大腿筋膜張筋の緊張が強くなると骨盤の動きに影響を与え
仰向けになった際、腰に痛みが出る事がある。
片足立ちを確認
なぜ片足立ちをチェックするのか・・・
片足立ちと両足支持の繰り返しで起こる動きが歩行です。
片足立ちでのバランスの悪さや不具合が、長時間の歩行になると
股関節だけでなく、下肢の関節や筋肉、脊柱に様々な影響を及ぼすため確認していきます。
①患側(右)足で立ったとき、指先が外側を向いている
考えられること・・・
⑴足を開き幅広く立つことで無意識にバランスを取っている
⑵臀部にある外旋筋の短縮により右下肢の外旋が強くなっている
②患側(右)足で立った時、左の骨盤が下がっている(トレンデレンブルグ徴候という)
→患側(右)のお尻の筋肉(外転筋群、おもに小・中殿筋)
が使えないため健側の骨盤が下がってバランスを取るようになる。
※こちらのイラストは今回の症例と左右逆になっていますが、、、

考えられること・・・
⑴体幹は少しだけ健側(左)に倒れる(側屈)状態が起こるため健側の腰方形筋の短縮が起こる
⑵正常な時より、歩くたびに骨盤のブレが大きくなる
症状の考察
①下肢の外旋位が持続する事で、患側(右)股関節の外転筋群(小・中殿筋)の筋力が
低下し、骨盤を安定させるため下肢全体の筋肉が過剰に使われていた状態で
無理なストレッチで刺激を加えてしまい、今回は中殿筋前部や大腿筋膜張筋などの外側の筋肉に痛みが出た。
②歩行バランスが崩れ、腰椎に負荷がかかり痛みが現れた
治療内容
・下肢のバランスを取る内転筋群や外転筋群をしっかり使えるようにする
・歩行時の骨盤のブレによる負担が腰椎へかからないように、脊柱全体もアプローチする
その後
数回続けて治療し、過剰な負担が減り下肢のバランスが取れるようになったため
初回に痛みの出ていた体幹の前かがみ動作や回旋動作などの可動域の改善がみられ、現れる痛みも減少している。
そのため、痛みでできなかったセルフケアも運動も積極的に出来るようになり、
痛みによる精神的な不安が少しずつ緩和していった。
就寝時の姿勢も取りやすく眠りやすくなったため、元々あった不眠の症状も緩和してきている。
それからも、悪化しないよう定期的にメンテナンスを続けています。
慢性的な症状の場合、症状が出ている場所以外に原因があることが大半だと感じます。
全体のバランスを整える事で改善に向かうことが多い為
症状が長引いてお困りの方はお気軽にご相談ください(●^o^●)
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武蔵小杉はりきゅうここわ

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