武蔵小杉徒歩4分の鍼灸治療院。首肩こり、腰痛、自律神経の乱れまでご相談下さい。

こんにちは。武蔵小杉はりきゅうここわ大屋です(●^o^●)

本日は、腰痛患者様の症例をご紹介します。

 

主訴 腰臀部の痛み

・数か月前から

・デスクワーク、中腰での作業が多い職業

・いろいろ治療に行くも良くならず悪化している気がする

・痺れや感覚障害はない

・就寝時、仰向けで寝ているときも痛むことがありその際は横向きでないと寝られない

痛みの場所

腰全体から殿部、下の尾骨まで幅広く

 

注目したところ

まず注目したのは、問診時の座り方です。

お尻全体が広く座面に付き、背中が丸まり、頭は前に出ている状態であったため

画像左のような姿勢が癖になっているのでは、と考えました。(骨盤後傾位)

 

 

 

骨盤後傾位とは

簡単にいうと、骨盤全体が本来の位置から後ろに傾いている状態

骨盤が後傾した場合の身体に現れる所見を挙げてみます。

◎股関節、お尻の筋肉が引き延ばされる

◎太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)の短縮

◎腰椎の前弯の減少(腰椎屈曲位)

◎腹筋群の短縮

◎胸椎の後弯の増強

◎頭部の前方偏移 などなど

 

動きの確認  p+:痛みあり p-:痛みなし

 

①先ほどの問診時の姿勢のままで行う(骨盤後傾位)※上の画像左に近い姿勢

●座った状態での前かがみ  ⇒  p-

●左右に捻る動作  ⇒  左回旋の可動域がかなり減少している、p+

 

②次は、骨盤を立てた(骨盤前傾位)状態で行う※上の画像右に近い姿勢

●座った状態での前かがみ  ⇒  腰全体にp+

●左右に捻る動作  ⇒  左右可動域同じ pー

 

③次は立った状態、特に姿勢は意識しない状態で

●前かがみ  ⇒  pー

●体を反らす動作  ⇒  p+

●左右にひねる動作  ⇒  左回旋の可動域やや減 p+

 

以上のことから

普段から腰椎の弯曲が減少し、背骨がまっすぐに近い状態になっているのではないかと考えました。

その状態だと、脊柱の後面に付着する靭帯・筋肉が過剰に引き伸ばされたままになるため

柔軟性が低下していきます。

そのため、逆の動き(骨盤を立てて腰椎を伸展位、反らす動き)をすると、

柔軟性が低下している筋肉・組織に、無理な収縮力が加わり、痛みが出たと考えました。

また、立位で身体を反らす動きにもかなりの制限と痛みがありましたので

メカニズム的に股関節も硬くなっていると考えました。

 

●骨盤を立てた時に回旋動作の可動域が上がった理由●

体幹の回旋は主に胸椎の動きで行われます。

骨盤を前傾位にするとわずかに骨盤、脊柱のアライメントが整うため

可動域が上がったと考えました。

※骨盤後傾位のまま回旋すると、胸椎の動きが出ずに腰椎が過剰に動いてしまうため痛みが出たのではないか

●座位より立位の方が回旋動作がしやすい理由●

股関節などの代償動作が入るため、そこまで腰椎へ負担がかからない

 

本来の腰椎は

メカニズム上、前弯(伸展)であることが望ましい為

腰椎の前弯が減少したことで起こる骨盤まわりの靭帯の不具合

(仙腸関節や腸腰靭帯などの過緊張、不安定)

腹筋群の短縮、広背筋などの持続的なストレスになどにより

広範囲で痛みがでてしまい、慢性化してしまったのではないかと考えました。

 

治療

・骨盤後傾による他筋肉の短縮を緩和する

・骨盤を前傾させる筋肉を活性化させる

・腰椎はじめ脊柱の柔軟性を高める

アプローチ場所

腰椎の脊柱の靭帯、仙腸関節、大腿筋膜張筋、ハムストリングス、腹筋、広背筋 etc…

ただし慢性腰痛では、脳からの鎮痛作用がうまく働かず

微細な痛みでも強い痛みとして感じていることもあります。

その辺は生理学なども含まれるため割愛しますが、

痛みに関与する自律神経を整えたり、手足末端のツボを使うことで

痛みを抑制できるとされていますので、全身を施術していきます。

 

以上のことを意識して施術。

2回目の施術では可動域の改善・痛みの減少がみられ

就寝時の痛みはなくなったそうです。その後も引き続き、治療しています。

 

慢性腰痛は

原因はさまざまで、

不良姿勢、筋肉の過緊張、短縮、関節の不安定、筋力不足など。

そのような状態で腰のみの治療を行うと、

本来安定性が大事な関節まで緩くなってしまい、結局は他組織の過緊張に繋がります。

そのためその時は良くても、ぶり返してしまうことも多く見受けられます。

 

当院では問診・検査に時間をかけ、

本当の原因にしっかりとアプローチができるよう取り組んでいます。

 

お気軽に、ご相談ください(*´ω`*)

東急東横線・目黒線「新丸子駅」徒歩2分、「武蔵小杉駅」徒歩4分
JR「武蔵小杉駅」北改札徒歩4分
武蔵小杉はりきゅうここわ


0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です