こんにちは!
武蔵小杉はりきゅうここわの阿部です(^O^)
皆さま年末年始はゆっくり過ごせましたか?
私は寒さを理由にサッカーの練習をサボりつつあるので、皆さんを見習ってまた再開しなくちゃな~と思う今日この頃です(笑)
今回は、スポーツでよくある肉離れの治療例を紹介いたします。

40代 男性 デスクワーク
主訴 左ふくらはぎの肉離れ
【症状】
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- 年末のスポーツ中、左ふくらはぎにつった様な感覚の違和感があった
- 年明けのスポーツ中、左ふくらはぎに肉離れを発症
- 痛みのピークは越えたが、歩行時に痛みはまだある
【所見】
・患部の熱感無し
・圧痛あり
・患部は周りの筋肉と比べて少し陥凹していた
・大腿四頭筋の外側と前脛骨筋に筋緊張がみられた
・足関節の角度は90°以上の背屈位で痛い
【その他の関係因子】
・学生時代に腰椎分離症、すべり症の既往あり
・8年前に腰椎をボルトで固定する手術をした
【増悪因子】
・歩行など荷重がかかる動きで痛みが出る。
【考察】
・発生機序
・歩行時と立位での荷重時に、患部に痛み
・患部の筋肉の弾力性の低下
上記のことから、肉離れが起きているのではないかと考えました。
【肉離れとは?】
肉離れは、筋肉が急に引き伸ばされたり強く縮んだ時に起こる筋肉のケガです。
筋肉の線維が部分的に傷つくことで、痛みや腫れが出ます。
特に起こりやすい部位は、
・太ももの裏(ハムストリングス)
・ふくらはぎ
・太ももの前
珍しい部位ですが、男子テニスの錦織圭選手は左斜腹筋を肉離れしたこともあるそうです。
そのくらい瞬間的な筋肉の動きで簡単に発症してしまいます。
【放っておいて治る?】
軽い肉離れは自然に回復しますが、無理をすると治りが遅れたり、クセになりやすいケガでもあります。
「痛みが引いたから大丈夫」と早く動かし過ぎると、同じ場所を繰り返し痛めることも少なくありません。
また構造上ふくらはぎの筋肉は、立位では常に軽度のストレッチがかかっている状態になるので、回復に少し時間がかかります。
セルフケアでは、アイシング、圧迫、安静が重要です。
【肉離れと鍼灸治療】
東洋医学では肉離れを「気血の巡りが滞った結果、筋肉に負担がかかった状態」と考えます。
血の滞っている状態を「瘀血(おけつ)」と言い、瘀血が生じているので、
押すと痛い、動かすと痛い、内出血や腫れといった症状が現れると考えられています。
鍼灸治療では、痛みの緩和、血流の改善、回復しやすい身体づくりを目的に施術を行い、痛めている場所だけでなく、関連する経絡や全身のバランスを整えていきます。
【治療のポイント/経過】
なぜ左ふくらはぎに肉離れが起きたのか?
それは腰椎や骨盤、股関節の動きがスポーツ時の咄嗟の動き出しのタイミングの際に、上手く連動できてないからではないかと、今回のケースでは考えました。
腰椎と骨盤が上手く連動しないと、それを補うために体の他の部位に負担がかかります。
肉離れはダッシュなどの瞬間的な動きで発症することが多いので、腰椎や骨盤の動きの制限からハムストリングスの内側に負担がかかり、
更にそれを補うために、ふくらはぎの内側にかなりの負担がかかっていたのではないかと思いました。
また、元々大腿四頭筋と前脛骨筋に筋緊張があった場合、上手く下肢前面の筋肉が使えないため、後ろ側にあるふくらはぎの筋肉に負担がかかってしまいます。
そのため、今回のケースでは患部はもちろんですが、腰椎、骨盤、下肢前面、ハムストリングスといった部位にもしっかりと治療を行い、週1回のペースで治療しました。
3回目のご来院時には、痛みは引き、張り感のみわずかに残っている状態で、日常生活への支障はほぼ改善している状況でした。
師走や新年の忙しさが落ち着き、スポーツや運動など日常のペースに戻り始める時期かと思います。
もし気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください<(_ _)>
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武蔵小杉はりきゅうここわ
