こんにちは!
武蔵小杉はりきゅうここわの阿部です(^O^)
皆さんは、湿布薬にも副作用があることはご存知でしょうか?
長時間湿布を貼ってしまい、皮膚がかぶれるくらいはご経験ある方も多いと思いますが、
今回は別の副作用についてご紹介していきます♪
湿布は、「経皮吸収型鎮痛消炎剤」といい、薬の成分が皮膚から吸収され、全身に巡るという仕組みになっています。
種類によって濃度や成分に差がありますが、これからの季節で特に注意しなくてはいけない副作用が《光線過敏症》です。
この副作用は、ケトプロフェンという成分が皮膚に残っている状態で紫外線に当たってしまうと、水膨れや皮膚が赤くなりかゆみが出てしまうものです。
主に貼付中~剥離後1週間以内の紫外線刺激により発症することが多いですが、3~4週間に発症したという例もあるため、4週間は注意が必要です。
そして紫外線の強い5~8月が特に注意する期間となります。
対策としては長袖や長ズボン、サポーターなどで直接紫外線が当たらないようにしましょう。
日焼け止めの使用も有効とされているので、その際は「PA++++」のようなPA値が高いものを選ぶようにしましょう。
また「痛み止めを飲み過ぎると、内臓に負担がかかります」と言うと、知っている方が多く、「そうですよね」と返ってくることがよくあります。
では、「湿布薬を使い過ぎると、お腹の調子が悪くなりますよ」と言うと、なかなかイメージしにくいと思います。
湿布薬も種類によって成分や含有量が異なりますが、基本的には内服薬で起きる可能性のある副作用は、湿布薬でも起きる可能性があります!
薬の成分を経口摂取するか、経皮摂取するかの違いだけなんです。
数は多くありませんが、湿布の貼り過ぎにより、胃潰瘍を発症した事例もあるそうです。
お背中や腰など、広い範囲に痛みが出ると、湿布を5枚6枚と、ついついたくさん貼ってしまいますが、枚数を少しでも減らしたり、貼っている時間や期間を少しだけ短くするなど、ちょっとした行動で胃腸を守ることができます!
皆さんも、湿布を使う際はぜひご注意ください<(_ _)>
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武蔵小杉はりきゅうここわ
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