こんにちは、武蔵小杉はりきゅうここわの栗栖です!
当院にいらしている方の多くは「痛み」などの不快な症状を抱えていらっしゃいます。
痛みがあると、「どこか悪いのかな」「体に異常が起きているのでは」と不安になりますよね。
身体の仕組みを少し把握していくと、痛みは単なる「トラブルや異常」ではなく、身体があなた自身を守るために働いている「お知らせ」であることが見えてきます。
今回は、
「なぜ痛みが出るのか」
「身体は何を守ろうとしているのか」
について、できるだけ分かりやすくお伝えします。
痛みは「異常」ではなく「お知らせ」
痛みが出ると、多くの方は体の異常と結びつけて考えがちです。
しかし、「痛み」そのものは「結果」であり、必ずしも「壊れている」わけではありません。
たとえば、長時間同じ姿勢で座り続けると、腰や首が重くなったり、張りを感じたりします。
これは、筋肉や関節などに負荷が持続したことで、身体が「これ以上は負担をかけないで」と教えてくれている状態です。
私たちの体は、熱い物や痛い物を触った時に、自然と手を引っ込めたりするように、反射的、無意識のうちに安全な方向へと自然と働きます。
痛みも同じようなイメージで、無理を続けてしまう前に、方向を修正するための大切な「メッセージ」として現れている状態です。
「痛い場所=原因」とは限らない
「肩が痛いから肩が悪い」「腰が痛いから腰が原因」。
もちろんそう考えるのは自然なことですが、実際の身体はもっともっと複雑で、急性期の外傷などのケガを除くと、「痛いところ=悪い」ではないことがほとんどです。
たとえば、股関節が固くなり、うまく動かないと、その周りの膝や腰などに負担がかかります。
緊張する場面や仕事に集中しすぎて呼吸が浅くなると、肋骨全体の動きが小さくなり、それを補うために首や肩の筋肉が補助的に働き、負担がかかり張ってきます。
痛みや張りが出ている場所は、体全身がバランスを取りあって生じた「結果」です。
だからこそ、痛いところだけを見るのではなく、身体全体の繋がりを見ていくことが大切になります。
なぜ「マッサージ」だけでは変わらないのか?
慢性的な痛みが続く場合、身体がその状態を“いつもの状態”として学習してしまっていることがあります。
普段の姿勢のクセ、気を張った生活リズムなどの日々の積み重ねが、身体を常に「警戒モード」から抜け出せなくさせてしまいます。
「痛いところを強く押せば楽になる」
「硬いところをストレッチをすれば治る」
というイメージを持つ方も多いかもしれません。
もちろん一時的にスッキリすることはありますが、防御反応として出ている痛みに対して強い刺激を与えすぎると、身体はさらに危険を感じて警戒を強めてしまう場合があります。
その結果、「一時的に楽になってもすぐ戻る」「痛みが増す」「別の場所に不調が出る」といったことが起こります。
本当に必要なのは、身体が安心して自然とゆるめられる環境を作ることなのです。
今からできる、身体との向き合い方
もし痛みや違和感を感じたときは、一度ご自身の状態を冷静に振り返ってみてください。
呼吸は浅くなっていませんか?
同じ姿勢が長く続いていませんか?
最近、無理を重ねていませんか?
奥歯をギュッと噛みしめていませんか?
肩やお腹に力が入り続けていませんか?
リフレッシュできていますか?
このような小さな気づきが、身体の防御反応を和らげるきっかけになることがあります。
まとめ|痛みはあなたを守るサイン

痛みは、身体を守るための大切なサインです。
(※もちろん、強い痛みやどんどん悪化する痛み、強いしびれなどがある場合は、まず医療機関で確認する事も必要です。)
「なぜ身体がその反応を起こしているのか」を丁寧に見ていくこと。
そのサインを無理に押さえ込まずに分析していくことが、回復への一番の近道になるかもしれません。
まずは、身体の声に耳を傾けてみてください。
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