ぎっくり腰とは?
何かのきっかけで急激に発症した腰の痛みの総称で、一般的に呼ばれる名称です。
(疾患名ではありません)
発症の要因は様々
◇朝ベッドから起き上がる時
◇前かがみになった時
◇物を持ち上げた時
◇靴下・ズボンやスカートをはく時
◇せき・くしゃみをした時
◇運動中
などなど・・・
様々で、日常生活の中でよくある何気ない動きでよく起こります。
どんな状態?
◇腰の筋肉・筋膜などを痛めるもの
◇骨盤の関節(仙腸関節)を痛めるもの
◇腰椎椎間板ヘルニア
など様々ですが、普段から慢性的な腰の痛みや張り、ストレスなどがある方に起こりやすい傾向にあります。
症状は程度にもよりますが、発症後に
腰が熱を持ってる感じがある
腰が腫れている
などの症状が一つでもある場合は基本的にアイシングと安静(2~3日)が回復への近道です。
しかし、最近ではずっと安静にしているのも回復が遅れる、と言われてきています。
少し痛みがあっても動ける範囲で動く、日常生活を送る事が大事な事もあります。
上記の症状があるときにお風呂にゆっくりつかって温めると、周りの筋肉は緩むので一時的に楽になったような感じはあるのですが、腰の痛みのある部分の炎症が進んでしまう事がよくあります。
そのため、お風呂はシャワーだけが無難で良いです。
当院での治療方法
武蔵小杉はりきゅうここわではギックリ腰の方は短い時間で施術を行っています。
腰の痛みの状態や痛みの経過、発症過程、腰の張り、熱感、既往歴などを伺い、痛みの出ている部位の負担となっている部位を見極め、腰以外のツボや筋肉などに鍼やお灸を行います。
痛みの原因となっている部分を身体の構造的に考え、また、症状を発症する原因を東洋医学的にも考え、両面からアプローチしていきます。
症状がひどく痛みがでうつぶせになれない方は、立ったまま、座ったまま、また、横向きで鍼とお灸を行い、様子を見ながら施術します。
症状に合わせて、最小限の刺激でアプローチをし、日常生活での注意点など、症状によりコルセットもおススメしています。
発症から2~3日経過し、急性期の強い痛みが軽減してきたら、症状により少しづつ温めたり動かしたりするのをお勧めします。
まずはギックリ腰にならないように、腰だけではなく、腰以外の日頃からのケアがとても大事です。
当院では症状の経過に合わせた注意点や、自宅でのケアの方法などをお伝えしていますので、お気軽にご相談下さい。
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