武蔵小杉徒歩4分の鍼灸治療院。首肩こり、腰痛、自律神経の乱れまでご相談下さい。

こんにちは、大屋です(^^)

本日は手の痺れに関して

首の動きで顕著に誘発され頚椎へのアプローチで痺れが改善していった例をご紹介します。

 

 

50代 男性

趣味は筋トレ。

数週間前から手が痺れるようになった。

きっかけは不明だが、しいていえばウエイトトレーニングの負荷を上げたとのこと。

(ベンチプレス、ショルダープレスなど)

痺れの部位・・・親指と人差し指(指の腹というより側面)、たまに上腕部の外側

増悪因子:首の動作(上向き、右向き、右側屈)/デスクワーク、カバンを持つなど

緩解因子:横になる、あたためる

変化なし:立位、首の屈曲、腹圧が入る時

既往歴:30年程前に交通事故

以上の情報の他、筋力検査、他の疾患の鑑別テストも行い

右C5-6での頚椎症性神経根症と仮定しました。

治療ポイントとしては、痺れの原因と思われる頚椎に負荷がかからないように

全体のバランスを整えるように選穴しました。

※画像は痺れの範囲を色づけたものです。

2回目

初回から1週間後の来院

痺れの感覚が10→5くらいに減少した

初回と同じようにアプローチしていく

3回目

さらに1週間後の来院

痺れの感覚の減少5→2.3

症状を感じる頻度も減ってきた。

右腕を前から上げる動作でも痺れが誘発されたとのことでアプローチを少し変える。

4回目

10日後の来院、来院間隔を少し空けてみた。

痺れの感覚は変わらなかったが頻度が減少している。

左右を向いたり、横に倒す動きでは痺れが誘発されなくなった。

上を向くと少し痺れが出るがその程度も減少傾向

腕を前から上げる動作に関してのメカニズムを考え、肋骨や腰へもアプローチした。

5回目

10日後。痺れの程度は1~2くらいまでに減少。

腕を上げた時の痺れも無くなり可動域が増える。

筋トレを再開してみると、症状の悪化はなかったものの、顎が痛くなったとのこと。

顎と頚椎・首の繋がりも考えて施術。

6回目

2週間後の来院。

日常生活であまり困らない程度まで症状が減少した。

仕事中に痺れが出た時は腕を動かしたり肩を動かしたりすると消失するレベル。

 

ここまでで初回の来院から1ヶ月半ほどでした。

発生した原因と考えられる姿勢やトレーニングが問題なくできるように

引き続き治療しています。

 

今回注目したことは、20代の頃の交通事故の既往です。

自身の左側頭部が車の右側面にあたってしまったそうです。

この時頚椎には側屈・回旋の外力が強制されます。

それにより頚椎に付着する筋肉や靭帯、関節部分には一瞬でかなりの衝撃が加わります。

これらはコンタクトスポーツでも起こり得る衝撃ですので

首の痛みや腕の痺れが出ている方へは必ず聞き取るようにしています。

20代30代までは、筋力などで補えていたところが

時間の経過とともに筋力の低下・体内の水分不足・姿勢の悪化などが相まって

症状が悪化し痺れなどを起こすことがあります。

 

同じような姿勢や作業姿勢だとしても、痺れが出る人と出ない人がいますが

根底にはこういった昔のケガや傷が原因となっているのではと考えます。

まだ大丈夫だろうとは思わずに、お気軽にご相談くださいね(^^)

 

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