こんにちは。武蔵小杉はりきゅうここわ大屋です(*^^*)
本日は、腰痛に伴う足の痺れの症状でお悩みの方の治療例をご紹介します(^^)
30代男性
主訴:右腰の痛みと右臀部~足底の痺れ
経過:1週間程前、仕事中に腰に違和感を覚えたがそのまま仕事を継続した。
徐々に悪化し腰の痛みと脚の痺れが出始めた。
痺れの範囲は臀部、もも裏、ふくらはぎ、足底まで。
いまはほぼ常に痺れており、痺れがなくなる事・体勢がない
痺れがさらに増悪する時・・・前かがみ/体を右に倒す/立った状態で右に捻る/くしゃみをしたりおなかに力を入れると悪化する
横になった時と、もも裏に拳を入れて圧迫している時はなんとなく痺れが鈍くなる。
普段から前かがみでの作業が多く、高所での作業やかがんでの作業が多い。
10年程前に左側の腰椎椎間板ヘルニアになったことがあるそうです。
痺れ以外の所見
①足の小指側の感覚が鈍い
②足趾での伸長反射の減弱
③腰の痛み
④歩いているときの右膝が伸びない
など。増悪因子や神経症状の検査から、L5ーS1での腰椎椎間板ヘルニアだと仮定し施術していきます。
椎間板ヘルニア

椎体の間にあるゼリー状の組織(髄核)が何らかの影響で飛び出してしまい神経を圧迫し痺れや痛みを出す疾患です。
男:女=3:1で20~30代で60%以上と言われていて
デスクワークより重労働者や運転手等、なにかを持ち上げる動きや捻る動作が多い人の罹患率が高いという調査結果があります。
姿勢による椎間板への負担
立位が100だとすると
〇仰向けの状態が25で負荷が少ない
〇立位での前傾が150→荷物などの負荷が加われば220まで増加
〇座位が140、上体の前傾が加わると180→荷物などの負荷が加われば275まで増加
といったように、坐位・立位ともに前傾姿勢がかなり負荷が強いとわかります。
その姿勢をイメージしてみると
自動車の運転やデスクワークで背中が丸くなる姿勢であったり
台所での洗い物や引っ越し作業など、、、思い当たるタイミングが多いですよね(;´∀`)
そういった姿勢で少しずつ椎間板には負担がかかっているのです。
また、腰椎椎間板ヘルニアの特徴としてくしゃみや咳などで腹圧が入った時に
ヘルニア部分に微細な刺激が加わり痺れが誘発されることもあります。
痛みの制御システム
話は少し逸れますが、『ふとももに拳を当てると緩和する』というのは『ゲートコントロール』という反応かと思われます。
痛みの神経線維より触圧覚の神経線維が太く伝達速度が速い為
痛みの箇所に触れると痛みが鈍くやわらぐことがあります。
これは身体の制御システムの中で下行性痛覚抑制系といわれますが、長くなってしまうので割愛します(;´∀`)
患部を触って、いたいのいたいのとんで行けー、というのがありますが
これはゲートコントロール理論なんですね(*^^*)
痛みの制御には、脳内物質や腸内環境も関わってきます。
痛みの場所以外へのアプローチも鎮痛効果を高めてくれるため、とても重要なのです。
治療ポイント
神経の抑制を目的に坐骨神経(足の太陽膀胱経)のラインにアプローチしたり、
突出した髄核(ヘルニア部分)は消退していくものであるため、促すために患部の循環をよくしていきます。
また、該当レベルの腰椎への負荷を分散させるため、首や背中、股関節へもアプローチします。
セルフケア
椎間板への負荷が低い臥位(仰向けや横向き)を積極的にしていただきます。
座位の時間や前かがみの時間を減らし良く寝てもらうことで少しだけ周囲の回復が早まるとされています。
神経線維の成分である水分補給も大事ですね。
それから
3回ほど続けて施術することで顕著なシビレの改善が見られました。
髄核が飛び出てしまうこと自体は50%の人に存在すると言われますが
それと”症状が出る”はイコールではなく、症状の出方も人それぞれです。
いかに感じなくさせるか、感じないような体づくりをしていくかが重要と考えます(*^^*)
痺れの感覚は残りやすく治りにくい方もいらっしゃいます。
症状を感じたら早めに整形外科などを受診したり、治療をスタートすることをおすすめします(*^^*)
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武蔵小杉はりきゅうここわ
