こんにちは。武蔵小杉はりきゅうここわ大屋です。
本日は足首の痺れに対する考察・治療例をご紹介します(*^^*)
病歴
・来院の4か月ほど前に左の腰を痛めた
・整骨院で治療を受け腰の痛みは緩和したものの、徐々に左足首~足の甲に痺れがではじめた(ピリピリ、ビリッと)
・その後、整形に通うも薬はあまり効果を感じず、副作用で体調不良になってしまったためできれば薬なしで改善したいと来院された
・感覚の異常はなし、やや患側の足が全体的に冷えていた
痺れが出現する大まかな疾患
①腰椎椎間板ヘルニア
②脊柱管狭窄症
③梨状筋症候群
④閉塞性動脈硬化症
⑤下肢の部分的な絞扼(膝窩、足根管など)
増悪因子/再現痛
・長時間の立位後、椅子に座った時(仕事、家事、トイレなど)
・座った状態から股関節、膝関節を曲げて靴下を履く動作
・いつも同じように痺れがでるわけでもなく、その日の疲れ具合などにもよる
・寝ている時などに症状が出たことは無い

鑑別していく
・腰(腰椎)がどの状態になると症状が悪化するか
・長時間の立位や歩行時はどうか
・腹圧が入るお手洗い、くしゃみなどで誘発されるか
・下肢の動脈の拍動はあるか
・筋力検査、伸張反射を確認
このほかにも様々な検査・質問をして
レッドフラッグを除外し脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症は除外。
梨状筋症候群と腰椎椎間板ヘルニアは所見が似ており
様々な検査の結果、初回だけではどちらともいいきれない反応であったため
どちらの可能性も考えながら治療プランを組み立てた。
梨状筋症候群とは・・・

仙骨前面~大腿骨大転子に付着する梨状筋の
過緊張や短縮によりその付近の坐骨神経に触れ、痺れや痛みを出す疾患
梨状筋の作用は股関節の角度により異なり
①下肢を外側にひねる外旋の作用と
②下肢を外側に引き上げる外転作用
③股関節が90°以上曲がった状態では外旋とは反対の内旋の作用がある
なぜ梨状筋の短縮・緊張が起こるのかを考える
①表層の大殿筋の弱化により梨状筋で代償してしまう
②骨盤周りの筋肉や靭帯の影響で仙骨が不安定になると梨状筋が常に使われてしまう
③骨盤の前傾により下肢の内旋が強くなると梨状筋などは引き延ばされた状態が続く
などなど
治療ポイント
・臀部の筋肉の血流改善と、正しく使えるための鍼灸アプローチ・セルフケアを伝える
・骨盤の前傾に関して足関節、下肢全体へもアプローチ
・脊柱の柔軟性を高め腰椎への負荷を減らす
梨状筋は深部の筋であるためやや長めの鍼を使って対応しながら
数回治療を続け、しびれの範囲・程度も減少してきている。
痛みやしびれがあるのに、薬が合わない・効かないというのは
精神的にも大変なストレスとなります。
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