こんにちは!
武蔵小杉はりきゅうここわの阿部です。
今年の夏は、気温こそ高くはないですが湿度が高くて身体には堪えますね(*_*)
汗が止まらないので、仕事の合間に塩分タブレットを補給しています。
まだまだ残暑が厳しくなると思いますが、皆さまくれぐれも体調管理にはお気を付けください。
武蔵小杉はりきゅうここわには、ギックリ腰や寝違えといった急性症状の方がご来院されますが、
それと同じくらい「ギックリ腰をしてから違和感が残っている」という方もたくさんご来院されます。
今回は1か月前にやったギックリ腰がまだ残っているという方の症例をご報告します<(_ _)>

40代女性 デスクワークと立ち仕事
【主訴】
1か月前に初めてギックリ腰になった。
1ヶ月経って、痛みは和らいだが、奥の方にまだ違和感が残っている。
【所見】
・左腰部に違和感があり、下肢へのしびれや放散痛などの神経症状はみられない。
・腰部の伸展は、座位では痛みはみられないが、立位では痛みが出現する。
・前屈は、座位・立位ともに腰部に痛みが出現する。
・側弯症の診断歴があり、胸椎には右方向への偏位がみられる。
【考察】
今回は側弯症の診断歴があり、胸椎に右方向への偏位がみられました。
そのため、胸椎の動きや左右差を腰椎や骨盤などが補うことで、腰部に負担がかかりやすくなっていた可能性が考えられます。
また、座位で腰を伸展した際には痛みがなく、立位で伸展した際には痛みが出現していました。
この違いからも、腰だけの問題ではなく、荷重時の骨盤や股関節、背骨全体の動きが症状に関係している可能性があります。
このような身体の使い方や動きの左右差が残っていることで、腰の奥の違和感が続いているのではないかと考えました。
【背骨の連動】
背骨は、首の「頚椎」、胸の「胸椎」、腰の「腰椎」から構成されています。
それぞれ得意な動きは異なりますが、身体を前に倒す、反る、ひねるといった動作では、どこか一ヶ所だけが動いているわけではありません。背骨全体に加えて、骨盤や股関節も連動することで、ひとつの動作を作っています。
そのため、背骨の一部に動きの制限や左右差がある場合、その動きを補うために腰椎や骨盤など、別の場所の動きが大きくなることがあります。
このような状態が必ず腰痛に繋がるわけではありませんが、同じ場所に負担が繰り返しかかることで、腰の痛みや違和感に関係することがあります。
今回のケースでも、腰だけを見るのではなく、側弯がみられる胸椎の左右差や背骨全体の動き、骨盤・股関節との連動を確認しながら施術を行いました。
【治療内容】
今回の症状は腰部だけでなく、胸椎から腰椎、骨盤、股関節までの動きの連動が関係していると考え、広い範囲を確認しながら施術を行いました。
鍼灸治療では、胸椎・腰椎を中心に、腰仙関節や仙腸関節、股関節周囲など、動きや負担に関係する部位へ鍼灸治療を行いました。
また、それぞれの関節の動きに関わる筋肉の緊張や左右差も確認し、必要な筋肉に対して鍼を行いました。
背骨から骨盤、股関節まで身体全体の繋がりを意識して施術することで、腰部に集中している負担を軽減することを目的としました。
【まとめ】
今回は幸いにも1回の施術で痛みの改善がみられました。
腰痛は必ずしも腰だけに原因があるとは限りません。背骨や骨盤、股関節など身体全体の動きを確認し、負担がかかっている部分を見極めることが大切です。
痛みや違和感が長引いている方は、お気軽にご相談ください。
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武蔵小杉はりきゅうここわ
