こんにちは、大屋です(^^)
本日は左右差のある肩こりに関しての症例をご紹介します。
主訴:右首肩~上肢の重だるさ、目のかすみ
年に数回発症し、時間の経過とともに改善していく。
定期的な運動もするが、根本的な改善には至っていないとのことだった。
ご本人の思う原因としては、長時間のデスクワークやスマホの姿勢が悪いとのこと。
趣味としてダンスとテニスの習い事をしている。
所見
症状の範囲・・・右首から肩、上腕外側~前腕外側~手背
寝ている時の痛みやしびれの感覚はない。症状を感じるのは仕事中に多い。
痛みの感覚としては、おもだるい感覚。
可動域の確認、増悪因子、緩解因子、末梢神経障害はあるか、など。
頚椎や胸郭由来の可能性も考えながら確認したが
目立った所見はなかった。
テニスでの負荷

テニスは肩に屈曲、外転、内・外旋など様々な運動が起こる。
また、体幹や下半身の連動も必要になる。
そのためか、触診では右側の背中や肩回りの筋肉の膨隆があり、硬さが強くみられた。
体幹の回旋や下肢の連動が上手く取れない場合
腕や肩回りの筋肉に負荷がかかりやすくなり、その結果として
柔軟性の低下や血流不足により、慢性的な肩こりやだるさを引き起こしているのでは、
と考え、筋肉の緊張緩和・血流の促進を促すため肩回りだけでなく
脊柱・股関節も含めて全身に治療をしていく。
後頭下筋群と目のつながり
後頭下筋群は
下頭斜筋/上頭斜筋/大後頭直筋/小後頭直筋
の4つの筋からなる。頚椎から後頭骨に付着する最深層筋であり、抗重力筋でもある。
・眼球運動
・頭部の傾きを常に微調整
する働きもあるため
姿勢の悪さなどで後頭下筋群に負荷がかかるとさまざまな不調が出やすくなる。
眼の疲れ
交感神経が優位になることで涙の分泌が抑制され
ドライアイや疲れやすさにもつながる。
また、後頭下筋群の血流不足により眼球運動の負荷が強くなりより疲れやすくなるなど。
頭痛
後頭下筋群のまわりには後頭神経(大・小後頭神経)があるため血流が悪くなりやすい
また、三叉神経も頚椎に近く、刺激を受けやすいとされる
めまい
頭の位置をセンサーしている後頭下筋群が適切に機能しない場合、首が不安定になるため
視覚の安定性も低下。その結果めまいを引き起こす
自律神経失調など
姿勢の維持が難しくなり、猫背、反り腰などの不良姿勢が起こりやすくなる。
それにより、胸郭の柔軟性が低下することで
呼吸の浅さ、動悸、吐き気、食欲低下を引き起こすこともある

東洋医学的なアプローチ
東洋医学では『肝は目に開竅する』とされ
肝に蓄えられている血(肝血)が目を栄養している考えられています。
よって【肝血の不足】が起こると目のかすみや乾燥が起こりやすくなり
【肝血の滞り】が起こると充血などが起こるといわれているため
肝臓のツボや、気血津液の【血】に関係する働きが多いところにもアプローチする。
今回の症例の様に、
体幹や股関節の動きの制限によっては
テニス肘なども起こしやすくなることもありますので
日頃の姿勢や運動習慣もしっかり聞き取るようにしています。
運動のパフォーマンスを上げたい、等のお悩みでもお気軽にご相談ください(^^)
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